補聴器の選び方

補聴器の選び方

日常生活で聞き取りにくさを感じたら

多くの場合本人よりもご家族の方が先に補聴器の必要性を感じることが多いです。ご本人は補聴器を装用したがらないため、ご家族は大きな声を出す必要があり困っている場面が見られます。

次のような経験があれば一度、聴力の検査をお勧めします。

  • 会話の中で聞き返すことが増える
  • 電話での会話が聞き取りにくい
  • 後ろから声をかけられると聞き取れないことがある
  • テレビを見ていると家族や周囲の人にうるさいといわれる
  • 聞き取れずに二度聞きしてしまう

一つでも当てはまることがあれば、まずは耳鼻科へのご相談をおすすめします。補聴器が必要と診断されたらご相談ください。

ご来店、ご相談

治療の必要がなく、難聴であると診断された場合は補聴器がお役に立てると思いますので、ご相談ください。

お客様の状況やご要望をお伺いします。

聴こえのテスト

 聴力のデータをお持ちでない場合は当店にて聴力測定いたします。

ヘッドフォンから出る音を聞くだけの簡単なテストです。おおよそ20分ほどの時間がかかります。言葉の聞き取り測定も大切です。

補聴器の選択

聴力データをもとに、お客様のご予算、聞こえの特性に合った補聴器をお選びします。

生活スタイルによって適した補聴器が変わってきますので、なるべく具体的なご希望を述べていただきますと納得のいく補聴器をお選びいただけます。

高額な補聴器ほど様々な機能がついていますが、機能を絞った普及型補聴器でも十分な聞こえを得ることができる人も多いです。むやみに高額な補聴器をすすめる補聴器店にはご注意ください。

補聴器の調整

聴力に合わせて聴こえや装用感などの調整を行います。

この調整が的確でないと補聴器の効果が薄くなり、使用しているうちに不快となり、うまく聞き取れず役に立たない物となってしまいます。

ご購入とアフターケア

補聴器の聴こえにご満足、使い方をご理解されたらご購入となります。

補聴器は医療用具です。当店ではリオネット補聴器をおすすめします。値段に惑わされて補聴器まがいのものを購入せず信頼できるものをお選びください。

ご購入後も環境に合わせた調整や、定期的な清掃が必要です。ご遠慮なくご依頼ください。

両耳装用のすすめ

補聴器における片耳装用、両耳装用の比較
両耳装用のイメージ

補聴器は片耳装用に比べ、両耳装用にすると聴こえの範囲が大幅に広がります。

お得な両耳価格も設定されていまので、左右同時にご購入いただくとお得です。以下は両耳装用のメリットです。

  • 周囲の雑音の中から聞きたい音や会話が聞きとりやすくなります
  • 音のする方向や、奥行きが知覚しやすくなります
  • 左右どちらから話しかけられても、話している人の方向が分かりやすくなります
  • 右脳、左脳の活用で会話がより円滑になります